お知らせ

新型コロナウイルス感染症に係る学校再開後の本校における運営基本方針
【令和2年6月11日策定】

日本大学高等学校・中学校

1.学校再開後に求められている学校での「新たな生活様式」及び本校の対応

  1. 厚生労働省が示す学校再開後に求められている学校での「新たな生活様式」
    • (1)  一人ひとりの基本的感染対策-感染防止の3つの基本
            「身体的距離の確保」,「マスクの着用」,「手洗い」
      • (ア)  人との距離は,できるだけ2m(最低1m)空けるソーシャルディスタンスを確保する。
      • (イ)  会話をする際は,可能な限り真正面を避ける。
      • (ウ)  症状がなくてもマスクを着用(外出時,屋内にいるときや会話をするとき)する。
      • (エ)  手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。
        • 高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には,体調管理をより厳重にする。
    • (2)日常生活を営む上での基本的生活様式
      • (ア)  こまめな手洗い,手指消毒を徹底する。
      • (イ)  咳エチケットを徹底する。
      • (ウ)  こまめに換気する。
      • (エ)  身体的距離を確保(ソーシャルディスタンスの徹底)する。
      • (オ)  「3密(密集, 密接,密閉)」を回避する。
      • (カ)  毎朝の体温測定,健康チェックを行う。
        • 発熱又は風邪の症状がある場合は,無理をせず自宅で療養する。
  2. 上記1に対する本校の対応
    次の内容を実施する。
    • (ア)  感染防止のための啓蒙活動(注意喚起文章やポスターの掲示・配布)
    • (イ)  手洗いの励行
    • (ウ)  アルコールスプレーの設置(教室・トイレ)
    • (エ)  教室内の換気の励行
    • (オ)  起床時の検温の励行と非接触体温計による体調管理
    • (カ)  スクールバスの6割乗車及び換気の徹底による運行
    • (キ)  フェイスシールドの配付及び装着指導
    • (ク)  通勤時間帯を避けた時差登校並びに分散登校(STAGE1まで)
    • (ケ)  1クラスを2つに分けた分割授業(STAGE1まで)
    • (コ)  心のケア等に係る支援体制の構築

2.学校再開のロードマップ

登校形態 期間 学習形態 部活動形態
STAGE1 時差分散登校 6月1日(月)~
6月27日(土)予定
中学校
40分×6時間
※1クラスを2教室に分割
※6月22日以降
1クラス対面・1クラスLIVE授業
平常時間割

高等学校
40分×6・7時間
※1クラスを2教室に分割
1クラス対面・1クラスLIVE授業
平常時間割
◎生徒家庭学習日オンライン学習
「活動自粛」
STAGE2 時差一斉登校 6月29日(月)予定~未定 中学校・高等学校

通勤時間帯を避けて
全学年全クラス登校


◎授業40分×6・7時間
分割なしの 平常授業を実施予定
「制限付き段階的実施」
STAGE3 通常一斉登校 未定 中学校・高等学校

平常登校・平常授業を実施予定
「配慮のもと実施」

【注意】

  1. 時差・分散登校は令和2年6月27日(土)までを予定としていますが,STAGE2「時差・一斉登校」への移行は,今後の感染状況に伴う政府及び文部科学省,地方自治体及び教育委員会の指導を踏まえて決定する予定です。
  2. STAGE2「時差・一斉登校」に移行する準備段階として,中・高でそれぞれ週4日の一斉登校日を設定する「中高分散型 時差・一斉登校」も検討しています。
  3. STAGE2「時差一斉登校」からSTAGE3「通常・一斉登校」への移行日については,現在のところ未定です。
  4. 令和2年6月22日(月)以降のSTAGE1について
    • 〇  時差・分散登校となります。
    • 〇  中高ともに1クラスを2教室に分割し,平常時間割によるTT授業となります。
    • 〇  部活動は自粛となります。
      • 8月中に公式戦等がある場合のみ,日曜日に限り許可制で特別活動を承認します。

3.風邪の症状を感じた場合の対応

原則として,次のように運用します。

  1. 学級担任への速やかなご連絡をお願いします。
  2. 次の症状がある場合は登校を控え(自宅待機),必要に応じて医療機関を受診するようお願いします。
    ◎発熱した翌日が登校日の場合は,平熱に戻っても念のため登校を控えてください。
    • (1)  咳や鼻水等の風邪症状や 37.5℃以上(平熱より 0.5℃以上も可)の発熱
    • (2)  強いだるさや息苦しさ
    • (3)  その他の症状(味覚・嗅覚障害,胃腸炎症状など)
    • (4)  基礎疾患(持病)をお持ちの方で症状に変化がある場合
  3. 上記(2)の症状で欠席した場合
    別紙1「新型コロナウイルス感染症に伴う届」に必要事項を記入し提出してください。欠席扱いとはしません。
  4. 上記(2)の症状はないが,通学中や校内での感染リスクの懸念により出席を控えたい場合
    別紙1「新型コロナウイルス感染症に伴う届」に必要事項を記入し提出してください。
    欠席扱いとはしません。
    なお,この(4)の措置はSTAGE2「時差一斉登校期間」までとします。
    • 様々なケースが想定されますが,判断に困るケースは学級担任へご相談ください。

4.濃厚接触者となった場合

新型コロナウイルス感染症罹患者との濃厚接触と認定された場合や濃厚接触が懸念される場合は,経過観察を行う必要があるため,次のように取り計らうこととします。

  • 新型コロナウイルス感染症者との同居あるいは規定条件の接触があった場合が対象。
  1. 学級担任への速やかなご連絡をお願いします。
  2. 次の症状がある場合は登校を控え(自宅待機),必要に応じて医療機関を受診するようお願いします。
    ◎発熱した翌日が登校日の場合は,平熱に戻っても念のため登校を控えてください。
    • (1)  学校(学級担任)へ連絡してください。経緯等詳細を確認させていただきます。
    • (2)  感染者(疑い含む)との最終接触日から14日間は登校できません。
            この間は,別紙2「濃厚接触の疑いによる経過観察についての届」の提出をもって「出席停止」とします。

5.陽性反応が出て罹患した場合

  1. 学校(学級担任)へ連絡してください。経緯等詳細を確認させていただきます。
  2. 保健所の指導のもと,校内での「濃厚接触者」の特定を行います。
  3. 学校医・保健所と相談しながら,以降の感染防止策とその後の学習活動の継続方法を検討します。
  4. 新型コロナウイルス感染症と診断された場合は,「治癒するまでの期間」を出席停止とします。
    • 登校する際は,本校所定の「登校許可証明書」に医療機関で記入したものを学級担任に提出してください。

6.今学期の予定について

  • Classiにおいてお知らせした予定表をご参照ください。
  1. 期末考査【予定】
    高等学校:令和2年7月20日(月)~22日(水),25日(土)の4日間
    中学校:令和2年7月20日(月)・21日(火)の2日間
  2. 1学期終業式 令和2年8月4日(火)
  3. 2学期始業式 令和2年8月25日(火)【予定】
  4. 健康診断が延期となっておりますが,
    高校1年生に関しては検査項目のうち,胸部レントゲンのみ
    令和2年7月30日(木)男子,令和2年7月31日(金)女子で実施する予定です。
    • その他の受診科目は,2学期に実施する予定です。
    • 他学年に関しても2学期に実施予定です。
  5. 保護者懇談会については,令和2年8月1日(土)及び令和2年8月3日(月)に実施する予定ですが,中高及び各学年によって実施方法が異なります。
    • 詳細は,後日,ご案内申し上げます。

7.2学期以降の宿泊を伴う研修について

中学校2・3年生及び高校1・2年生で実施予定の宿泊を伴う研修の実施の可否について,慎重に検討を重ねてまいりましたが,三密が回避できない上に今後の感染の第2波が懸念されるため,断腸の思いではありますが,今年度は中止とさせていただきます。

  • 詳細は,別途配付予定の「お知らせ」をご高覧ください。

8.その他

考え得る対策を講じても感染のリスクが拭えないと判断した場合や県・国からの指導や要請があった場合及び日本大学本部からの指示があった場合の危機管理については,随時検討し,生徒及び教職員の安全を第一に対応することとします。